令和7年のスタートにあたり
新年明けましておめでとうございます
【2024年を振り返って】
昨年、「南足柄市第六次総合計画」がスタートしました。
本市の重要課題は「定住促進と人口増」です。
この実現のため、「企業誘致で働く場の確保」、「子育て支援と教育の充実」、「便利なまちづくり」の取組みを進めてきました。
神奈川県内の市では初めて、小・中学校の給食費を無料にしました。
また、上怒田の「運動公園」をリニューアルし、子どもも大人も障がい者も、誰もが楽しく健康的に過ごせる「外遊びの場」として整備を始めました。
一方で、道の駅「足柄・金太郎のふるさと」は、令和2年6月に開業して以来、市外から、県外からも、多くの皆さまにご来場いただき、現在、来場者は延べで約300万人となっています。
南足柄市のみならず、足柄地域全体がにぎわっています。
【2025年の重点的な取組み】
引き続き、「子育てするなら南足柄」を実感していただけるよう、子育ての世帯を支援する様々な施策に取り組みます。
「運動公園」は、駐車場の増設と大型遊具やインクルーシブ遊具など様々な遊具を設置し、3月下旬にはオープンの予定です。その後も第二期の整備を行います。
また、出産されたお母さんをサポートする産後ケア事業については、「施設宿泊型」のケアを開始する予定です。さらには、妊娠、出産、産後の医療とケアを一貫してサポートする「周産期医療とケアの拠点づくり」の検討を進めます。
壗下・竹松の「足柄産業集積ビレッジ構想事業」は、いよいよ造成工事が始まり、企業誘致が本格化します。
生活の利便性の向上のため、公共交通と移動手段の確保の実現に向けて検討を進めます。
さらには、買い物に不便を感じている地域に「移動販売」を実施します。
また、「一人暮らし高齢者の見守り」や「障がい者の生活支援」の施策も引き続き充実を図ります。
【2025年にかける思い】
「この道より我を生かす道なし この道を行く」。
作家の武者小路実篤さんが、色紙などによく書かれた言葉です。
「道を志す者は、度量が広く、意志が強くなければならない。」道を歩む者の姿勢を説いています。私も、なお一層の精進をいたします。
市民の皆様が健康で幸せな年でありますよう心からお祈り申し上げます。