令和6年度のスタートにあたり
少子高齢化に対応し、人口減少に歯止めをかけ、東京一極集中を是正し、日本各地域で住みよい環境を確保する。
その結果、将来にわたって活力ある日本社会を維持する。これが地方創生の理念です。
しかし、国全体の人口減少に歯止めはかからず、地方創生の確かな姿も見えてきません。
能登半島地震から見える課題、 それは地方の市町村における人口の減少・過疎化と高齢化の進行が災害に対する対応力の低下をも招いています。
このためにも、「定住促進と人口増」を実現し、災害対応力の高い活力あるまちづくりを進めなければなりません。
今こそ、待ったなしで、南足柄の個性と魅力を磨き、本市の豊かな自然環境と多彩な歴史と伝統と文化を礎に、「持続可能なまち」を目指し、新たな一歩を踏み出します。
そして、令和6年度を初年度として、令和13年度までの8年間の「南足柄市第6次総合計画」を着実に実現します。
将来都市像は、「自然を活かし 人を育み 未来を拓く 南足柄」です。重点プロジェクトのテ-マは、「新たな挑戦 選ばれるまち 住み続けたいまちへ」です。
今までも、多くの課題を解決し、市民の皆様の願いを着実に実現してきました。
今年度から「小中学校の給食費の無償化」が始まります。
神奈川県内の市では、第1号です。
多様性を尊重しながら、この先の伸展する南足柄市の実現に向けて全力で前進します。