南足柄市長 加藤修平

メッセージ

平成30 年度のスタートに当たっての決意

 

今、全国の多くの自治体は、人口減少や少子高齢化などに伴う様々な課題に直面しており、南足柄市においても例外ではありません。

本市は、今後も、厳しい行財政運営が見込まれますが、自主自立した健全な自治体の経営のためには、徹底した行財政改革を断行しなければなりません。

 

改革の柱は、支出を削り、新たな産業の誘導と既存企業の活性化によって収入を増やすことです。

安定した新たな財源確保は、行財政改革の最も重要な対策であります。それが行財政改革の王道だと考えます。歳入歳出両面での取り組みに努力し、健全な行財政運営を確立しなければなりません。

私は、地域産業、地域経済の活性化なくして財政の健全化は成し得ないと考えます。

そうした中、昨年は東部工業団地に新たな企業、守山乳業(株)が平塚市から南足柄市への進出を決めていただきました。平成31年の稼働に向けて、現在、本社工場の建設が着々と進んでいます。

 

また、(仮称)「道の駅 金太郎のふる里」については、神奈川県が県西地域活性化プロジェクトに位置づけている「道の駅」と整合して、県と一となって取り組んでいます

「道の駅」については、今日までその予算は毎年度、議会の可決、承認をいただいてきました。平成28年度の実施設計予算も議会の承認をいただきました。

実施設計は事業の実施に向けた最終設計です。その実施設計が完了し、2020年春のオープンに向けて着実に取り組みを進める中で、2月、3月の第1回定例市議会において、この事業費の一部が修正されました。今後は、市議会のご意見を真摯に受け止め、そして、ご理解をいただく為のさらなる努力をいたします。

一方で今、神奈川県が県道として整備する「南足柄市と箱根町を連絡する道路」が平成31年度中に開通します。この開通と相まって「東箱根の玄関口、南足柄」のランドマークにもなるこの「道の駅」は、南足柄市の農業振興と地域産業の活性化の拠点に、また、交流人口の拡大によって多くの人々の賑わいの場になるとともに、足柄上地域全体の産業の活性化にもつながると考えています。

また、国、県の絶大なる支援、JAと商工会との連携と協力があります。加えて、用地の提供にご協力いただいている地権者への誠実な対応など、諸情況を十分に考察したとき、「道の駅」事業は地域に根差した産業政策として今が実施の時であり、この機を逃してはならないと考えます。

改めて、市議会のご意見を真摯に受け止め、そして、ご理解をいただく努力を尽くし、早期に当初計画に沿った形で推進したいと考えます。

 

本年度も多くの主要事業があります。

待機児童対策については、市内の民間保育所が、定員を30名増員する建て替えに対する建設費用の支援を行います。

学童保育所の運営については、懸案であった公設化に向けて検討します。

「出産・子どもネウボラ」については、新たに臨床心理士を配置し、対象年齢を中学校卒業時まで引き上げ、より一層の強化、充実を図ります。

小学校のトイレ快適化事業については、引き続き国の交付金の獲得に努力し、平成31年度中に全ての小学校の整備の完了を目指します。

足柄産業集積ビレッジの事業は、地方創生推進交付金等を充て、引き続き着実な推進を図ります。

広域行政については、小田原市斎場の建て替え事業を2市5町で広域連携し、平成31年度の一部供用開始を目指します。

広域ごみ処理については、足柄上地区1市5町で様々な形での検討を再開します。

また、行政ニーズの増加と複雑、多様化に伴い、庁内の法的諸問題に係る適時な相談と課題解決の体制を強化し、職員の法務能力の向上のため、弁護士を非常勤職員で任用します。かねてから検討していた案件がようやく実現します。

行財政改革は、歳出の削減だけでは限界があります。歳入歳出両面での取り組みを進めなければなりません。

 

4月1日付けの人事で企画部に行革担当部長を配置しましたが、行財政改革の担当は、企画部だけではありません。全ての部長、課長、班長、そして職員がその主体です。

事務事業は、良きところは継続、改めるべきところは改革、この両面で見直しを行い、「官民連携」、「市民協働」、「地域間連携」、つまり「民間事業者のノウハウの活用」、「市民力の活用」、「広域連携の活用」を常に念頭に置き、新たな発想で新しい価値を創り出して、合理的で効果の大きい市民サービスの実現を、そして産学民官が連携したまちづくりの実現を目指します。

 

「出来ない理由を探すのではなく、できる工夫を考える」

これらが行財政改革のキーワードです。平成30年度も職員と一丸となって、頑張ってまいります。

 

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